送信用ドメインの認証を、封筒と3つの確認印で表した説明用イラスト

最初のメールができたのに、「ドメイン認証」と言われて手が止まっていませんか?アルファベットが並びますが、まず押さえたいのは、お店のドメインからOmnisendがメールを送ってよいことを、受信側が確かめられるようにする設定だということです。

作業は「使うドメインを決める → DNSへ設定を追加 → 認証 → 配信で使う」の順です。この記事では、いま使っている問い合わせメールを保ちながら、どこを確認すればよいか整理します。

2026年9月8日に確認した公式資料をもとに、作業メモと確認手順を紹介します。個別店舗のDNS変更や送信テストは実施していません。

ドメイン認証と、メールの受信箱は別のもの

「メールアドレスを持っているから、そのまま配信できる」と思いがちですが、受信する場所と、配信を認める設定は役割が違います。

アドレス・受信箱・ドメイン認証の役割
項目何をするもの?確認すること
送信元アドレスお客さんが見る差出人お店だと分かる名前・アドレスか
受信箱と返信先お客さんの返事を受け取る場所担当者が受信・返信できるか
ドメイン認証そのドメインからの送信を確認する仕組みOmnisendの認証状態と、配信への適用

Omnisendに送信ドメインを追加しても、普段使う独立したメールボックスが作られるわけではありません。既存のメールサービスは引き続き使います。返信先を別に指定しない場合、Omnisendでは送信元が返信先になります。送信元と返信先の公式説明

配信サービスを選ぶ段階なら、Omnisendの機能と使い道を先に確認できます。すでに利用中の方は、以下の設定準備へ進みましょう。

先に、管理する場所と担当者をそろえよう

DNSは、ドメインに関する設定の置き場所です。ドメインを購入した会社と、現在DNSを管理している会社が同じとは限りません。「どちらに保存すれば反映されるか」を最初に確かめます。

手元に用意するのは、次の4つです。

  1. Omnisendの対象ストアへ入れるアカウント。
  2. 現在のDNSを編集できる担当者、または管理画面。
  3. 送信元に使うお店のアドレスと、確認メールを受け取る方法。
  4. 既存のメールサービス・配信サービスと、現在のDNS設定の控え。

作業を外注しているなら、「このドメインへ、Omnisendが指定した認証用レコードを追加したい」と伝えます。DNS担当者が自分のアカウントで変更できるよう依頼しましょう。

設定する場所を分けて考える:編集部の作業図
  1. Omnisend使うドメインと、追加するレコードを確認。
  2. DNS管理画面既存設定と照合し、必要な項目を反映。
  3. Omnisendへ戻る認証状態と、配信に使う範囲を確認。
  4. 受信する側差出人・返信先・実際の配信を確かめる。

SPF・DKIM・DMARCは、どう違うの?

すべてを暗記する必要はありません。設定を見たときに、役割が分かれば大丈夫です。

DNSで見かける認証項目の読み方
名前役割作業時の注意
SPF送信を認めるサーバーを示す同じ名前にSPFを重複させない
DKIM電子署名で、送信元や途中の改変を確認する自分の画面に出た名前・種類・値を使う
DMARC差出人ドメインとの整合性や、認証に失敗したメールの扱いを定める運用中の方針を確認してから変更する

これは役割を短くまとめたものです。設定値はOmnisendの認証ガイドと、自分のアカウントに表示される内容を使ってください。

他店のDKIM値や、ブログのSPF例をそのままコピーする設定ではありません。 同じOmnisendでも、対象ドメインや今の設定によって必要な内容は変わります。

自分のドメインに必要な設定を取得する

Omnisendの Store settings → Domains → Add domain → Email から進み、DNS管理会社と使うドメインを指定します。表示されたレコードを、現在のDNSと照合します。公式の設定手順

最初は次のような作業メモを作ると、どこまで進んだか分かりやすくなります。これは記入例で、実際のDNS値ではありません。

作業メモの記入例:ネットショップ担当とDNS担当で共有する項目
項目記入例
今回の目的登録後のウェルカムメールを、お店の差出人で送る
対象Omnisendで選んだストアと送信ドメインを記録
DNS担当サイト保守担当が既存のメール設定も照合
保存する情報変更前の設定、追加する種類・名前・値、変更日時
配信へ適用する範囲今回はAutomations。稼働中のメールを先に確認
完了の確認認証・使用先・差出人・返信受信をそれぞれ確認

ドメイン全体ではなくサブドメインを使う案もありますが、新しい名前を作るだけで受信設定まで完成するわけではありません。既存メールと配信の分け方を、DNS担当者と決めてから選びましょう。

DNSを反映するときは、既存メールの設定も残す

レコードの「名前」にドメイン全体を入れるか、前半だけを入れるかは管理会社によって異なります。保存後に表示される名前を確認し、ドメイン名が二重になっていないか見ましょう。

今回追加する認証用レコードと、普段の受信に使うMXレコードを混同しないでください。Omnisendの認証を始めるという理由だけで、既存のMX・Webサイト用レコード・他サービスのDKIMを消す必要はありません。

SPFがすでにある場合は、既存の送信サービスを残して統合が必要か確認します。同じ名前に2本目のSPFを足して終わり、にはしません。 SPFにはDNS参照数の上限もあり、見た目の行数だけでは判断できません。複雑な場合は、変更前の値とエラーを添えて管理会社へ相談しましょう。SPFエラーの公式ガイド

DMARCも、すでに使っている拒否・隔離の方針を、設定例に合わせて一律に弱めないようにします。ほかの送信元への影響を確認してから調整してください。

認証できたら、どのメールに使うか確認する

DNSを保存したらOmnisendで Finish verification へ進みます。現在の手順では、CampaignsとAutomationsの使用先を選ぶと、認証完了後に自動適用されます。Automationsを選ぶと、稼働中の自動配信や予約メールにも反映されるため、先に対象を見ておきましょう。

Verifiedは「認証済み」。どの配信に使うかの確認も別に必要です。 初回に使用先を選ばなかった場合は、Domains内のDomain usageから指定します。反映には時間がかかることがあり、公式では最大48時間を案内しています。認証と使用先の公式説明

次に Store settings → Email addresses で送信元を確認し、必要ならアドレスを追加して確認メールを承認します。差出人と異なる返信先を使うなら、その設定も見てください。メールアドレスの設定

テストメールだけでは、独自ドメインの使用を確認できない

Omnisendの通常のテストメールは、共有ドメインから送られます。見た目の確認には使えますが、それが届いただけで独自ドメインの配信まで確認したことにはなりません。テストメールの送信ドメイン

自分たちが管理する受信アドレスだけを対象に、小さな実配信の確認を行いましょう。購読状態・配信対象・料金枠を確認し、お客さん全員へ誤って送らないよう、送信直前にも対象を見ます。届いたメールの差出人・認証結果と、返信が届く先を確かめます。

うまくいかないときは、症状から戻る

症状別の確認メモ:設定を足す前に見るところ
症状まず確認次の一歩
Not Foundが残る保存したDNSの場所、名前・値、反映時間画面のエラー項目とDNS担当者を照合する
SPFが重複している同じ名前のSPFと、現在使う送信サービス必要な送信元を保った統合方法を相談する
Verifiedなのに選べないDomain usageと、送信元アドレスのドメインその配信への使用先指定を確認する
お客さんの返信が見つからないReply-toの指定、受信箱、担当者自分の受信アドレスから返信して確かめる

認証画面が求めている項目をすべて確認し、失敗表示は残したまま進めないようにしましょう。判断できない項目は、エラー内容と対象ドメインをOmnisendのサポートへ伝えます。

認証が終わっても、必ず受信トレイに入るとは限りません。配信を急に増やさず、反応のある購読者への少量配信から様子を見る方法は公式のウォームアップ案内で確認できます。

準備が整ったら、最初のウェルカムメールへ進みましょう。送信元・返信先・担当者が決まっていると、文章づくりにも安心して取りかかれます。配信枠は料金の考え方で整理しています。

Omnisendが自分のビジネスに合うか確認しよう無料プラン月500通・最大250人までカード登録不要Omnisendを無料プランで試す