配信先の人数とメール料金を整理するお店の担当者のイメージ

まず「何人に、月に何通?」から考えよう

料金表を開いたら、人数のスライダーや割引が並んでいて迷った。そんなときは、お店の数字を二つだけ用意しましょう。課金対象の連絡先数と、月に送るメールの合計です。

Omnisendの有料プランは、連絡先の規模によって金額が変わります。月額16ドルという表示を見ても、すべてのお店がその金額で使えるわけではありません。この記事では2026年9月6日の公式情報をもとに、見積もりの順番を整理します。請求を実測したレビューではなく、計算例は編集部が作ったものです。

機能の全体像がまだつかめない場合は、Omnisendの入門記事から読むと、料金を比べやすくなります。

Omnisendを無料プランで試す

まずは、期限付きの体験ではなく無料プランから

Omnisendは、月500通・最大250人まで配信できる無料プランを用意しています。カード登録は不要なので、小さな配信リストからメールの作成や動きを試せます。無料でも配信上限はあるため、「500人に送れる」わけではない点を押さえておきましょう。公式の無料プラン 2026年9月7日確認。

3つのプランは、入口の金額と送信枠をセットで見る

通常料金を比べるための出発点
プラン月額の入口・米ドルメールの目安
Free0ドル月500通、最大250人への送信
Standard16ドルから課金対象の連絡先数×12通/請求期間
Pro59ドルから無制限表記。ただし公正利用条件あり

これは通常料金の入口です。実際の人数で料金が変わるため、申し込み前に公式計算機へ入力してください。公式のプラン説明・料金計算機

小さく試すならFreeで「作って送る流れ」を確認。メール中心で運用するならStandardを検討し、送信量や必要なAI機能が増えたらProとの差額を見ます。高いプランほど自分のお店に合う、というわけではありません。

登録者数と、請求に使う人数は同じとは限らない

公式料金ページでは、購読者に加え、自動メッセージを受け取る未購読の連絡先も課金対象に含むと説明しています。配信解除済みの連絡先は除外されます。課金対象の説明

たとえば、メルマガ登録者が400人でも、それ以外のお客さんの情報が取り込まれていれば、「400人のプランでよい」とは即断できません。管理画面の課金対象人数を見てから見積もりましょう。

一方、請求の対象になることと、販促メールを送ってよいことは別です。送り先の同意状態を確認せずに、保存されている全アドレスをキャンペーンへ追加しないようにします。購読者だけを整理する方法はグループ分けのガイドで紹介しています。

メルマガだけでなく、自動メールも数えよう

ここでは「配信できる購読者400人に、月4回のメルマガを送る」お店を例にします。一斉配信だけで400×4=1,600通です。さらに新規登録のあいさつが100通、購入後の案内が150通なら、合計1,850通を見込みます。

これは売上予測ではなく、送信数の計算例です。登録する人の数や、1人に何通送るかによって変わります。セール月に追加で2通送るなら、さらに800通を足してください。

最初は紙や表計算に「配信名・対象人数・1人あたりの通数」を並べるだけで十分です。月の途中で枠が足りないと気づくより、予定に余裕があるか先に見ておくと安心ですね。

料金を見積もる4ステップ:編集部による整理
  1. 人数:管理画面で課金対象の連絡先数を確認。
  2. 通数:メルマガと自動配信の合計を計算。
  3. 機能:SMSや必要なAI機能の条件を確認。
  4. 予算:通常月・繁忙月の2パターンで比較。

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初回割引と、4か月目以降を分けておこう

公式案内には、初回の有料契約で3か月分を前払いする場合の30%割引があります。入口のStandardなら通常16ドルに対して月換算11.20ドル、3か月分33.60ドル。割引終了後は通常料金へ戻ります。対象条件と実際の人数は決済画面で確認してください。初回割引の条件

予算メモには「最初の支払い」と「その後の月額」を別々に書くのがおすすめです。安い期間だけを見て導入すると、人数の増加と割引終了が重なったときに驚きやすくなります。

円の予算を決める場合も、米ドルの通常料金を残しておきましょう。円換算の金額だけでは、サービスの値上げなのか為替の変化なのか分かりにくくなります。カード会社の換算や税も含め、実際の支払額を基準に管理してください。

SMSや高度なAIを使うなら、追加条件も確認

2026年5月4日以降に有料契約する場合、SMSはProの追加購入で、最初からSMSクレジットが含まれる仕組みではありません。古い紹介記事の「Proなら同額のSMS枠が付く」という説明を、そのまま新規契約に当てはめないでください。現在のSMS条件

送信先の国によって費用が変わるため、日本向けの試算には日本向けの条件を使います。今回はメールだけで十分なら、SMSを同時に始める必要はありません。

AIも、文章作りの補助と、相手ごとの商品提案・配信時間の最適化を分けて考えましょう。欲しい機能名をメモし、Standardの追加機能とProの総額を比較します。機能名が似ていても、すべてが同じプランに含まれるとは限りません。

よくある質問

無料プランだけでもメールを試せますか?

無料プランはカード登録不要で、月500通・最大250人まで配信できます。小さな配信リストで作成や送信を試せますが、人数と通数は別の上限として確認しましょう。

メルマガ登録者の人数だけで料金を決められますか?

購読者のほか、自動メッセージを受け取る未購読の連絡先も課金対象に含まれます。管理画面の課金対象人数で見積もり、販促メールを送ってよいかは同意状態を別に確認しましょう。

配信数にはウェルカムメールも含めて考えますか?

メルマガの一斉配信だけでなく、登録後のあいさつや購入後の自動メールも合計します。配信名、対象人数、相手ごとの通数を並べ、通常月とセール月の予定を分けて見積もりましょう。

評判と、よく挙がる不満

評価点より、自店の見積もりで確かめる項目に置き換えましょう。 2026年9月19日の確認では、Shopify App Storeは4.7/5・3,184件、Capterraは4.7/5・836件でした。母集団が違うため合算しません。

以下は個別投稿から選んだ確認点で、不満の発生率や頻度順ではありません。

  • 希望予算とのずれ: Capterraの2025年4月10日投稿には価格への不満があります。自店では通常の更新費と連絡先が増えた場合の見積もりを分けてください。投稿掲載ページ
  • 必要な連携の不足: 同年5月12日の投稿は連携不足を指摘しています。別ツールの維持や移行が必要なら、その費用と作業も比較します。投稿掲載ページ
  • 利用審査と移行予定: Shopifyの9月15日投稿は利用停止を訴え、提供元は利用規定による判断と回答しています。移行完了前に旧配信手段を失わない計画にしましょう。投稿と提供元の返信

これらは投稿者の経験で、現行機能の欠落や自店の審査結果を確定するものではありません。上記Capterra投稿には謝礼付きの表示があります。公式料金は課金対象の連絡先規模で変わります(同日確認)。口コミの「高い・安い」は契約条件ではないため、適用プランと更新時の金額を確認し、あいさつメールから必要な配信を整理する方針は変えません。

続けるかどうかは、売上だけで決めなくて大丈夫

最初の月は、作成にかかった時間、送り先を確認する手間、クリック先で迷わせていないかも記録しましょう。少人数のお店では、数件の購入だけで成果率が大きく変わることがあります。

費用を回収する目安を考えるなら、売上ではなく商品原価などを差し引いた利益と照らします。仮に月の追加費用が3,000円で、1注文あたり残る利益が1,000円なら、単純計算では3注文分です。ただし、その注文がメールによって増えたかどうかは、別に見極める必要があります。

まずは登録後のあいさつメールを1通作り、必要な人数と通数が見えてから有料プランを選ぶ。これくらいの順番なら、初めてでも判断しやすくなります。