
注文を見ながら対応したい店舗なら、Gorgiasを検討できる
Gorgiasでは、Shopifyと連携した問い合わせ画面から、注文変更や返金などの操作ができます。 メールを読んだ後に注文管理へ移り、確認した結果をまたメールへ書き戻している店舗に向く機能です。導入前には「返金ボタンがあるか」だけでなく、自店に多い注文でどこまで処理できるかを確かめましょう。
Gorgiasは、顧客との会話をチケットという単位で扱うヘルプデスクです。公式のShopify連携案内では、注文情報の表示と、注文に対する操作を説明しています。この記事は担当者が使う注文操作に絞り、2026年10月3日に確認した公式資料をもとに整理しています。
たとえば雑貨店で「発送前に住所を直したい」「二つ頼んだうち一つを取り消したい」という相談を受けた場面を考えます。購入者の要望を読むこと、対象注文を決めること、変更を保存すること、結果を知らせることは、それぞれ別の作業です。この流れをデモでたどれば、画面の多さだけで導入を判断せずに済みます。
できる操作と、Shopifyへ戻る操作を分ける
日常の注文処理をまとめられますが、注文の状態によって使える操作は変わります。 公式のShopify Actionsには、住所変更、キャンセル、返金、注文編集などが掲載されています。注文編集は、アーカイブ済み、注文から60日超、ストア通貨以外の注文では利用できません。作成済みの下書き注文の編集はShopify管理画面で行います。
この条件は、自店の商品よりも受注の形と照らすと判断しやすくなります。国内通貨で受ける直近の注文が中心なら、その代表例を選びます。海外向け販売や時間がたってからの変更相談があるなら、同じ手順にまとめず、別の例として持ち込みましょう。
導入メモは「機能あり」の一覧で終わらせないことが大切です。「住所訂正は担当者」「対象外の注文編集はShopify管理担当へ」のように、処理できる場所と担当を書きます。画面を移るケースが残っても、戻り先が決まっていれば顧客を待たせたまま迷うことを減らせます。
料金はHelpdeskとAIを分けて相談する
担当者の注文処理を評価するときは、Helpdeskの費用とAIに任せる費用を別々に確認します。 Shopify App Storeの公式掲載は月額10米ドルからと案内しています。本サイトの料金表示でもStarterのHelpdesk部分とAIの追加費用を区別しています。10米ドルだけを、希望する構成全体の見積額として扱わないでください。
公式料金ページではHelpdeskのチケット数とAIによる解決を軸に案内しています。問い合わせ件数を担当者数へ置き換えて計算せず、通常月と繁忙月の問い合わせ量、必要な窓口、AIを使う範囲をセットで相談しましょう。
最初の見積依頼では「今回は人が住所訂正と返金を行う運用を見たい」と伝えると、評価したい機能が明確になります。次にAIも検討するなら、その追加構成と費用を別に出してもらいます。詳細なプランの見方はGorgiasの料金解説で確認できます。
料金の出典 ·
住所変更は、注文の特定と発送状況の確認から始める
住所変更の評価では、保存操作に加えて、誰のどの注文を直すかを確かめます。 以下は自店のデモ用に組み立てる確認例です。Gorgiasでは注文の配送先を変更し、Shopify側にも反映できますが、住所が変わったことと、倉庫での発送準備が止まったことを同じ意味にしないでください。
- 問い合わせの注文番号を、表示中の注文と照合します。
- 顧客が希望する新しい住所を、郵便番号や部屋番号まで確認します。
- 倉庫や発送担当へ変更を伝える必要があるかを判断します。
- 権限を持つ担当者が変更し、保存後の注文内容を確かめます。
- 顧客には確定した内容と、その後の連絡予定を知らせます。
同じ顧客に複数の注文がある例も用意しましょう。「最新の注文」が今回の相談対象とは限りません。確認の文面は「ご注文番号○○のお届け先」のように、対象を明示する形にします。これは特別な自動化より先に、担当者全員でそろえたい運用です。
導入の段階では、変更を受け付ける締切も決めます。「発送前なら必ず変更できる」と一律に案内するのではなく、受注処理と出荷処理のどこまでなら自店で変更を取り次げるかを整理します。詳しい接続準備は初期導入ガイドにまとめています。
返金では金額、商品、支払い方法を別々に確認する
返金の相談では、返す金額だけでなく、商品を戻すか、どの決済に返すかも決めます。 Gorgiasの公式手順では返金数量が初期状態で0となり、商品を返品する処理と区別されています。また、複数決済手段にまたがる注文やギフトカード部分には制約があります。返金の公式説明
デモでは、全額返金だけを見て終わらせず、自店の典型的な一部返金を説明してください。たとえば「商品は手元に残してもらい、差額だけ返す」というケースと、「一商品を戻してもらい、該当分を返す」というケースでは、担当者が確認する項目が違います。送料をどう扱うかも、商品代金とは分けて決めます。
作業前のメモには、対象注文、返金理由、返金額、返品対象、顧客へ伝える内容を書きます。実行後は結果を確かめ、別の担当者が同じ依頼に再度対応しないようにチケットへ残します。承認が必要な金額や例外があるなら、責任者に渡す基準もこの段階でそろえましょう。
日々の返信文をそろえる方法はマクロの使い方で扱っています。注文操作を含むマクロは、文章を挿入するだけの定型文とは区別し、担当者にどの処理が実行されるか伝えておくと運用しやすくなります。
デモには三つの注文パターンを持ち込む
契約判断には、自店で起きる相談を使った短いデモが役立ちます。 編集部の提案は、通常の住所変更、一部返金、条件に合わない注文編集の三つです。顧客情報をそのまま共有する必要はありません。内容を置き換えた説明用の注文例で、必要な分岐を伝えられます。
住所変更では、対象注文を見つけるまでの流れと変更後の確認を見ます。一部返金では、商品、送料、返品の扱いを別々に指定できるかを確認します。対象外の注文編集では、担当者がどの画面へ移り、問い合わせへどう戻るかを確かめます。
「成功した画面を見せてもらう」だけでなく、担当者の言葉で処理を説明できることを完了条件にしましょう。誰が変更を決め、誰が実行し、顧客へ何を伝えるかを説明できれば、導入後に用意すべき手順が見えてきます。最初に扱う注文の範囲を絞ることで、チームへの共有も具体的になります。
よくある質問
GorgiasをつなぐとAIが自動で返金しますか?
この記事で扱うのは担当者が行うHelpdeskの操作です。AIへ任せる範囲は別に設定・確認します。自動化も検討する場合はAI Agent導入ガイドへ進み、説明と注文操作を分けて設計してください。
Shopifyの操作をすべてGorgiasに移せますか?
対象外の注文状態や、Shopifyで編集する下書き注文があるため、自店で必要な処理を一つずつ照合します。通常対応と例外対応の戻り先が決まることを、導入判断の目安にしましょう。
次に何を用意して相談すればよいですか?
直近の相談から住所変更、一部返金、注文編集の例を選び、個人情報を除いて整理してください。その三例と月間の問い合わせ量を持ってGorgiasのデモを申し込むと、必要な機能と構成を具体的に確認できます。


