問い合わせのカードを、人の対応・AIチャット・自動案内に分けて利用量を整理するチームの説明用イラスト

Tidioの公開料金は、年払い表示でStarterが月額換算24.17米ドルから、Growthが49.17米ドルからです。Lyroは32.50米ドルから、Flowsは24.17米ドルから。いずれも米ドルでの年払いの月額換算です。月払いの料金は、公式料金ページでMonthlyに切り替えて確認しましょう。 Plusは月額300米ドルからに利用料金が加わり、Premiumは個別見積もりです。公式料金請求に関するFAQ

すべての最低料金を足す必要はありません。最初に、チームがTidioで問い合わせに対応したいのか、Lyroに回答してほしいのか、ルールに沿ったFlowsを動かしたいのかを決めましょう。それぞれ、利用量の数え方が違います。

この記事は、すでに問い合わせ対応を行っている少人数チームが、繁忙月も含めて予算を考えるためのガイドです。2026年9月7日に確認した公式資料を使っています。見積もり例は説明用に作成したもので、Tidioアカウントで測定した結果ではありません。

サービスの役割を先に知りたい方は、TidioとLyroの紹介記事からご覧ください。

何に対して料金を払うの?

Tidioの製品・プラン公開されている最小の利用枠見積もりで考えること
Starter課金対象の会話100件チームがTidioでどれくらい対応するか
Growth課金対象の会話250件から必要な会話枠とチーム向け機能は何か
Lyro AI AgentAI会話50件からLyroが何件のやりとりに回答するか
Flows対象の訪問者2,000人から自動化した案内を何人に届けるか

これは入口の利用枠で、すべて無制限のセットではありません。使う量を選んでから料金を比較します。LyroとFlowsは単独製品としても提供されています。欲しい製品が今の問い合わせ環境とどうつながるかも確認してください。製品とプランの選択肢

たとえば、既存のヘルプデスクにAIを加える場合と、チームの受信箱をTidioへ移す場合では、買うものの考え方が違います。あいさつを表示するFlowも、さらに別の選択です。それぞれの役割を決めずに3種類とも購入すると、予算を管理しにくくなります。

次の一歩: 必要なTidio製品を比較する

3つの利用枠は、数え方も違います

人が対応する会話:チームが処理したやりとりを数える

Tidioの会話上限ガイドでは、担当者が対応を終えて解決済みにしたスレッドを数えると説明しています。スレッドは、一まとまりのやりとりです。メッセージを何通送ったかで件数が決まるわけではありません。チケットや対応するSNS受信箱での会話も、この枠を使います。AIとFlowsの枠は別です。有人会話の数え方

今の問い合わせ量を集めるときは、Tidioへ移す予定の窓口をすべて含めましょう。メールのチケット対応も移すのに、サイトのチャット数だけで見積もると、必要な枠が足りなくなります。

Lyro:新しいやりとりへの最初のAI回答を数える

Lyroは、新しい会話やチケットのスレッドへ最初に回答すると、利用枠を使います。同じ会話の中で何度か回答しても、その都度1件増えるわけではありません。15分間動きがなかった後に訪問者が新しくメッセージを送ると、別のスレッドになり、Lyroの新しい回答でさらに枠を使います。Lyroが回答せず、すぐ担当者に引き継いだ場合は控除されません。Lyroの計算ルール

説明用の例として、10:00にLyroが回答し、同じ会話の中で10:05にもう一度回答したとします。これはAI会話1件として考えます。その後は何も起きず、訪問者が10:30に戻って新しいスレッドへLyroが回答したら、もう1件増えます。公式ルールを説明する例で、請求をテストした結果ではありません。

この15分のルールを、Tidioのすべての利用枠へ当てはめないようにしましょう。

Flows:案内を届けた訪問者を数える

Flowsは、決めたルールで動く自動化です。月の利用枠は、メッセージ数や作成したFlowの本数ではなく、案内が届いた訪問者を重複なしで数えます。同じ期間に1人が複数のFlowsを動かしても、1人分です。Flowsの利用枠

そのため、誰を対象にするかが予算にも関わります。新しい訪問者全員にあいさつするFlowは、チャットを開いた人だけに動くFlowより、多くの人に届く可能性があります。実際に使う予定のFlowについて、対象人数を見積もりましょう。

無料枠は、どれが更新される?

無料の有人対応は月50会話、無料のFlowsは月100人が対象です。一方、最初のLyro50会話は一度きり。有料のLyroパッケージでは、月ごとに更新される枠を使えます。有人枠Flows枠Lyro枠

無料のAI枠では、どの質問の回答を整える必要があるか、どこで人へ引き継ぐかを確認しましょう。最初の50会話が毎月戻る前提で、継続的なサポート予算を立てないようにします。

アカウントに表示される枠の更新日も確認してください。公式ガイドでは枠ごとに異なる更新日程が説明されているため、すべて同時に戻るとは考えないほうがよいでしょう。

通常月と繁忙月を、別々に見積もろう

今ある対応量を出発点にして、3つの枠を分けて記録します。次は、Tidioの導入を検討する少人数チームを想定した、架空の計画表です。

入力項目通常月の仮定繁忙月の仮定比較する内容
人が対応する会話180330それぞれをカバーできる有人会話枠
Lyroの会話120220AI会話枠を別に選ぶ
Flowsが届く訪問者(重複なし)9001,800選んだ訪問者枠に収まるか

これらは、それぞれ独立した利用量の仮定です。AIによってチームの仕事が一定割合減ると主張するものではありません。

有人対応では、Growthの入口の250会話枠で通常月の仮定はカバーできますが、繁忙月には足りません。大きい枠の料金も調べます。AIの入口の50会話枠は、どちらの月にも不足します。Flowsの入口の2,000人枠は両方の仮定をカバーしますが、そもそもFlowsを使う予定がある場合だけ必要です。判断前に、料金計算画面で選んだ組合せを確認してください。

3行を足して「お客さんの合計人数」にしないでください。1人がFlowを動かし、Lyroと話してから、担当者の対応を必要とすることもあります。逆に、全員が3種類すべてを使うとは限りません。有人対応につながる引き継ぎも含め、製品ごとの計算対象を見積もります。

次に、通常月と繁忙月について、選んだ構成1つ分の料金をそれぞれ記録します。StarterとGrowthを、2つとも必要なサポート契約として合計しないでください。見積もりに含まれている利用枠を、もう一度追加することも避けます。

自分たちの数字で試す: Tidioの料金計算画面で利用枠と請求期間を確認する

予算や利用枠が厳しくなったら、どうする?

利用枠を確認する担当者を決めておきましょう。販促期間中に誰が利用量を見て、誰が上位プランへの変更を判断するのか。変更しない場合、チームはどう対応するのか。枠に達する前に、製品ごとの最新の動作も確認しておきます。

Tidioは、新しいプロジェクトの対象となる通常月払い契約について、自動アップグレードを案内しています。公式ヘルプでは、利用可能な場合は初期状態で有効、使用率80%で通知、95%でアップグレードと説明されています。年払い、Plus、無料アカウント、試用期間は対象外です。自動で費用が増えるとも、自動で上限停止を防げるとも決めつけず、自分のアカウントを確認してください。自動アップグレードの条件

年払いの見積もりなら、支払う総額、含まれる利用枠、繁忙期に枠を変更する方法を記録します。月額換算は比較に便利ですが、それだけでは今日支払う金額は分かりません。月払いなら、更新時の料金と、自動アップグレード設定を確認します。

必要な仕事をカバーできる、小さな構成から選ぼう

今の受信箱で問題なく対応できているなら、必要なAI製品と連携方法から確認しましょう。チームがTidioで対応したい場合は、有人会話数と必要な共同作業機能を先に整理します。有料のFlowsは、実際に動かしたい自動化と、その対象人数に合わせて追加します。

契約前に、選ぶ製品、それぞれの利用枠、支払額、使用量の確認担当者の4つを書き出しましょう。通常月と販促後に振り返れる、チーム用の予算になります。

構成を比較する準備ができたら: 現在のプランと選択した利用量を確認する

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