
Lyroは、お店の質問への返信を手伝うAI
「送料の質問にはすぐ答えたい。でも、返品の相談はスタッフが聞きたい」。そんなふうに、AIと人で接客を分担したいときの候補がTidio Lyroです。
Lyroは、お店が用意した情報をもとに、お客さんの質問に答えるAIです。 情報が足りないときにスタッフへつなぐ設定もあります。まずは、よくある質問への返信を手伝ってくれるもの、と考えると分かりやすいでしょう。公式のLyro紹介
この記事は公式資料を調べた紹介記事です。編集部が実際のお店で使った体験レビューではありません。使い道を説明する例や、試し方は編集部の提案です。
Tidioの概要も見ながら、任せたい仕事を考えてみましょう。
TidioとLyroは、何が違うの?
Tidioは、お客さんとのやり取りを支えるサービス全体の名前です。その中で、AIによる回答を担当するのがLyroです。料金ページには、Lyro AI Agent、Customer Service、Flowsという名前が出てきます。Tidioの製品と料金
大まかには、次のように考えてみてください。
- Lyro AI Agent: お店の情報を使って、AIが自由な質問に答えるもの。
- Customer Service: スタッフが問い合わせに対応するための機能。
- Flows: あらかじめ決めた流れに沿って、案内などを自動で進めるもの。
たとえば、商品のサイズについて質問に答えたいのか、決まった順番で相談内容を聞きたいのかで、必要な機能は変わります。「Tidioを契約すれば全部が好きなだけ使える」とは考えず、使いたい機能と利用枠を選ぶのがポイントです。公式料金FAQ
どんなことを手伝ってもらえる?
公式では、ウェブページ、手入力の質問と答え、ファイルなどから回答用の情報を追加できます。「ナレッジベース」という言葉は、AIが参照する資料置き場、と考えてみてください。回答に使う情報の追加方法
| 手伝ってほしいこと | 質問の例 | お店で準備すること |
|---|---|---|
| よくある質問への返信 | 「送料はいくらですか?」 | 地域ごとの送料と条件をまとめる |
| 商品の案内 | 「この用途に合う商品はありますか?」 | 商品情報を整え、連携と契約条件を確認する |
| スタッフへの引き継ぎ | 「個別に相談したいです」 | 誰がどの受信箱で対応するか決める |
上の質問は説明用の架空例です。Shopify向けには商品提案の機能も案内されていますが、使うための連携・契約条件があります。お店で利用できるかを確認してから試しましょう。Shopifyの商品提案機能
今使っているチャットがあるなら、通知が二重にならないかも見ておくと安心です。新しい機能を増やす前に、どの窓口を誰が見るかを決めておきましょう。
日本語でお客さんに答えられる?
公式の対応言語には日本語が含まれています。 Lyroが回答する言語は設定で制限でき、チャット画面のボタンなどを翻訳する設定とは別です。公式の多言語説明
画面が日本語になったら終わり、というわけではありません。たとえば「予約商品と一緒に注文したら、先に送れますか?」と聞いてみて、お店のルールに合う返事か確認しましょう。
海外向けページもあるお店では、日本向けの質問に海外配送の条件を答えていないかも見てください。文章が自然でも、案内する地域が違うと困ります。
管理画面や開発元サポートを日本語だけで使えるかは、この記事では実機確認していません。英語の設定に不安があれば、画面の見本や問い合わせ方法を先に確認しておくとよいでしょう。
料金を見るときは「会話」の数え方に注意
Lyroには、最初に試せる無料50会話の案内があります。この50会話は毎月補充される無料枠ではありません。 有料の会話枠は月ごとに更新されます。公式の利用枠の説明
ここでいう会話は、メッセージ1通と同じではありません。公式では、新しいスレッドでLyroが最初に答えたときに数えます。スレッドは、ひとまとまりのやり取りのことです。15分間操作がない後に新しいメッセージが届くと、別スレッドになると説明されています。会話の数え方
たとえば、同じお客さんが時間を置いて相談を再開すると、別の会話に数えられる場合があります。一方、同じスレッドの中で何度か返事をしても、その返信数をそのまま会話数にはしません。
申し込むときは、次の点を確認しましょう。
- スタッフ対応、Lyro、Flowsのどれを契約するか。
- それぞれの利用枠と、月払い・年払いの違い。
- 枠を使い切った後の動きと、追加の費用。
料金は選ぶ機能や利用量などで変わるため、この記事では一律の月額を載せていません。自分のお店で使う条件を公式料金ページで確認してください。AIの「返信数」で数えるZipchatとの違いは、ZipchatとTidioの比較でも説明しています。
TidioAIの返事と、人の対応を一緒に考えよう使いたい機能・料金・利用条件を、申込み前に確認してみてください。Tidioの公式サイトを見る
注文の変更まで任せたいなら、もう一段の準備が必要
商品について答えることと、配送先を書き換えることは、準備の重さが違います。
LyroにはActionsという機能があり、APIを通じて別のシステムと情報をやり取りできます。APIは、サービス同士が情報や指示を受け渡すための窓口です。公式はこの機能を、詳しい利用者や開発者向けとしています。Actionsの公式説明
たとえば注文を変更するなら、「依頼した人が注文者本人か」「同じ変更を二重に実行しないか」「失敗したら誰が直すか」まで考える必要があります。連携の確認や変更を元に戻す処理を、Tidioが代わりに行ってくれるわけではありません。
初めてなら、まず商品や送料の案内から試す方法もあります。注文変更などは、必要な連携と担当者を用意してから広げましょう。
自分のお店で試すなら、この順番で
最初は、商品や配送のよくある質問を選んでみてください。次の順番なら、答えが自然だったかだけで終わらず、お店で使えるかを確かめられます。
- 答えが分かっている質問をする。 商品ページや送料表と合うかを見ます。
- 情報が足りない質問をする。 「あの商品はありますか?」のような聞き方で、必要なことを聞き返せるか試します。
- スタッフにつなぐ。 AIの案内だけでなく、担当者側に相談が届くところまで確認します。
- 元の情報を直して、もう一度聞く。 古い説明のまま答えていないか見ます。
公式には、公開前に質問を試せるPlaygroundという画面もあります。お客さんに見せる前の練習場所として使うものです。公式の設定・テスト方法
記録するのは、間違った答え、スタッフが対応した相談、直すのにかかった時間、使った会話数です。回答を直す人や相談を受ける人が決まっていない場合は、そこを先に整えましょう。
よくある疑問
無料50会話だけで、ずっと使えますか?
初回の枠を使い切ると、その50会話が毎月戻ってくるわけではありません。続けて使う場合は、申し込み画面で必要な有料枠を確認してください。スタッフ向けチャットなどの無料枠とは別です。
日本語に対応していれば、そのまま公開できますか?
まずは自分のお店の質問で試してみましょう。話し方だけでなく、送料や返品の条件が合っているか、スタッフにつながるかも確認します。この記事で日本語の正答率を測ったわけではありません。
どんなお店に合いそうですか?
同じ質問への返信を減らしながら、必要な相談はスタッフが受けたいお店で候補になります。商品や配送の情報を更新し、AIの回答を見直せることが大切です。
ほかのサービスも気になったら、Zipchat以外の候補を比べる記事も参考にしてみてください。まずは、いつも届く質問にうまく答えられるかから始めましょう。
気になる点が決まったら、公式サイトで現在の機能と利用条件を確認してみてください。
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