
Tidioの料金は、人が返信する機能・AIのLyro・決まった案内を出すFlowsを分けて見ると分かりやすくなります。 公式の年払い表示では、有人対応のStarterが月額換算US$24.17、LyroがUS$32.50から、FlowsがUS$24.17からです。全部を最初から契約する必要はありません。必要な組み合わせと利用量で総額が変わります。公式料金
発送の準備中にも質問が届き、返信は夕方になってしまう。そんなお店なら、まず「いつも同じ答えになる質問」をAIに手伝ってもらうところから考えてみましょう。
この記事は、日本で少人数のネットショップを運営する方に向けた料金の読み方です。2026年9月7日に公式資料を確認しています。以下のショップと会話は説明用の例です。
最初に、任せたい仕事を3つに分けよう
たとえば、器とキッチン雑貨を販売する2人のお店を考えてみます。一方が梱包し、もう一方が接客や商品登録を担当しています。
| お店でやりたいこと | 検討する機能 | 料金表で見る単位 |
|---|---|---|
| 破損品の写真を見ながら、人が相談に答える | Customer Service:有人対応 | 人が対応した会話 |
| 「食洗機で洗える?」に、お店の情報を使って答える | Lyro:AIによる回答 | Lyroが応答した会話 |
| 「商品について」「注文について」のボタンから案内する | Flows:あらかじめ決めた流れ | Flowが実行された訪問者 |
この3つの利用量は別に確認できます。「問い合わせが月100件だから、どの100件プランでもよい」とは考えず、どの機能が動くかを分けて見てください。利用量を確認する公式説明
まずは、直近の問い合わせを10件ほど見返してみましょう。「情報があれば答えられる」「人が状況を聞きたい」「ボタンで案内できそう」と分けるだけでも、必要な機能が見えてきます。
自分のお店ではどの機能を使うか決まったら、公式の料金選択で組み合わせを確認すると選びやすくなります。
Lyroの無料50会話は、一度だけのお試し枠
Lyroの無料50会話は、毎月50会話が補充される仕組みではありません。使い切ると、その無料枠でのLyroの回答は止まります。月ごとに更新される枠を使うには、有料のLyroパッケージが必要です。Lyroの無料枠と更新条件
「無料で少し試したい」には使えますが、「毎月少しだけAIに任せたい」なら、その後の有料利用も含めて考えましょう。有人対応を有料にしただけで、Lyroの枠も毎月補充されると思い込まないことが大切です。
1会話は、1つのメッセージではありません
Lyroは、新しい会話の中で最初に応答したときに利用枠を数えます。やりとりが続いていれば、返信のたびに1会話ずつ増えるわけではありません。ただし、15分間やりとりがないと会話が閉じ、その後に新たな質問とLyroの応答があれば別の会話になります。会話の数え方
次は、ライブチャットでの説明用の例です。
| 時刻 | お客さんとLyroのやりとり | 数え方の考え方 |
|---|---|---|
| 10:00 | 「この器は食洗機で洗える?」にLyroが返信 | 最初の会話 |
| 10:05 | 「電子レンジは?」に続けて返信 | 同じ会話内 |
| 10:30 | 間にやりとりがなく、「ギフト包装は?」に再び返信 | 新しい会話 |
この例では、質問した人は1人でもLyroの会話は2つです。利用枠を考えるときは、顧客数や質問の数だけで見積もらないようにしましょう。
Flowsは、会話数ではなく訪問者で見る
Flowsでは、同じ月の利用期間内に、同じ訪問者が複数のFlowを動かしても、訪問者としては1件と数えます。Flowが実行されていない訪問者まで、すべて数えるわけではありません。Flowsの利用枠
たとえば、全員に自動のあいさつを表示する案内と、チャットを開いた人にだけ選択肢を出す案内では、対象になる人数が変わります。「何人が問い合わせるか」だけでなく、「どこで案内を始めるか」も費用に関わるポイントです。
年払いの「月額換算」と、毎月の支払いを分けよう
冒頭の金額は、公式サイトの年払い選択時に表示された月額換算です。月払いの請求額として使わないでください。月単位で試したい場合は、料金ページでMonthlyに切り替え、利用量も選んだうえで金額を確認しましょう。
安く見える月額だけで決めず、最初に支払う額、契約期間、次回の更新日をメモしておくと安心です。日本円で予算を組む場合も、米ドルの表示をそのまま円の固定費として扱わず、決済時の円請求額と照合してください。この記事では、変動する為替レートで円換算額を固定していません。
梱包と接客を兼ねるお店なら、次のようなメモで十分です。
| 予算メモ | 記入すること |
|---|---|
| 今回使う機能 | 例:有人対応とLyro。Flowsはまだ使わない |
| 契約の選び方 | 月払い/年払い、利用枠 |
| 実際の請求 | 申込画面の合計、通貨、税等の追加表示 |
| 忙しい時期 | セールや発送集中時に、どの枠が増えそうか |
| 続けるための作業 | FAQを直す時間、例外の相談に答える時間 |
利用枠が増える設定も見ておこう
対象の月払い契約には、利用枠が近づくと上位枠へ自動で変更する機能があります。公式資料では、新しいプロジェクトの標準月払いプランが対象で、無料・試用中・年払い・Plusは対象外です。対象プランでは無効化もできます。月払いを選ぶ際は、この設定と通知先も確認しましょう。自動アップグレードの条件
日本語の接客と、管理画面の言語は別です
Lyroは日本語に対応しています。一方、公式の管理画面の対応言語一覧に日本語は掲載されていません。お客さんへ日本語で答えられることと、設定作業をすべて日本語でできることは分けて考えましょう。Lyroの言語対応・管理画面の言語
料金だけでなく、担当者が会話を確認したり、答えを直したりできるかも試してみてください。英語の画面に不慣れなら、最初は操作を確認する時間も見ておくと無理なく始められます。
最初は、5つの質問で試してみよう
契約する機能を増やす前に、お店として正しい答えが分かる質問を用意しましょう。器のお店なら、次の5つから始められます。
- 「食洗機で洗えますか?」——商品の取り違えがないか。
- 「沖縄への送料はいくらですか?」——地域別の条件を案内できるか。
- 「土曜日までに届きますか?」——根拠のない到着日を約束しないか。
- 「届いた商品が欠けています」——スタッフにつなげられるか。
- 「お店の人に相談したいです」——担当者が受け取り、返事を続けられるか。
それぞれの会話を見たら、「答えはよかったか」「人の作業は何が残ったか」「利用量はどう増えたか」を一緒にメモします。回答が増えただけでなく、接客の負担がどう変わりそうかを考える材料になります。
Lyroで何ができるかを先に知りたい方は、Tidio Lyroの紹介記事も参考にしてください。
任せたい質問と必要な利用枠が見えてきたら、Tidio公式で、今の利用量に合う料金を確認するところまで進めてみましょう。最初から全部をそろえるより、続けて使えそうな仕事から選ぶと判断しやすくなります。
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