メールとページ制作、ショップとメッセージ配信という二つの運用を比べる説明イラスト

結論:配信以外にまとめたい仕事で選ぶ

GetResponseは、メール配信に加えて登録ページやフォームをまとめたい店舗の候補です。Omnisendは、ECの購入前後のメールを中心に、小さな無料枠から運用を組みたい店舗で比較しやすいサービスです。機能の数だけで決めず、今月動かす配信と半年後に増やしたい仕事を分けて考えましょう。

例えば、商品の選び方を説明するページで読者を集め、その後に使い方をメールで届けるなら、ページと配信を一緒に編集できるかが判断材料になります。一方、既存のShopifyストアで新規登録者への挨拶と購入後の案内を整えたいなら、対象者を選ぶ条件や配信の管理方法を先に見ます。

この記事は2026年9月21日に確認した公式資料を基にしています。以下の向き・不向きは、掲載機能から自店の作業に当てはめるための選び方です。最初の比較では同じ文章、同じ商品、同じ登録経路を用意すると、好みではなく運用の違いが見えてきます。

無料で試す条件は「期間」と「通数」が違う

GetResponseにはカード登録不要の14日間無料体験があります。Omnisendの無料プランは月500通・最大250人までの配信枠です。前者は日程を決めた機能確認、後者は小規模配信を続けながらの検討に使う、と整理すると比較しやすくなります。GetResponseの無料体験Omnisendの料金

「無料で何人登録できるか」だけでは、送りたいメールを収められるか判断できません。新規登録者への挨拶、定期ニュースレター、購入後の案内を別々に数え、1人へ複数回送ることも含めて月の配信予定を作ってください。登録者数とメールの通数は別の数字です。

体験期間には担当者が作業できる時間も必要です。商品写真や文章を用意してからGetResponseを始めれば、編集にかける時間と接続確認にかける時間を分けられます。Omnisendの無料枠を比べるときも、試したいメールが枠内に収まるよう対象者を決めます。

自動配信は同じシナリオで比べる

GetResponseのStarterには独自の自動配信フロー1本が含まれます。カゴ落ち回復や複数フローを使うならMarketerを比較の基準にします。フローとは、登録などの出来事から送信や待機をつなげた処理の流れです。GetResponseのプラン比較

Omnisendはウェルカム、カゴ落ち、購入後といったEC向けのテンプレートを案内しています。テンプレートがあることと、自店の条件にそのまま合うことは別なので、送り始める条件と途中で止める条件を確認します。Omnisendの自動配信機能

比較用の題材は「フォームから登録した人へ、商品の選び方を1通送る」で十分です。送信対象の指定、本文の修正、スマートフォンでの表示、配信結果の探しやすさを順番に見ます。次に、購入者への案内を追加したとき、別フローが必要か、どのプランになるかを調べてください。

最初から複雑な分岐を作ると、サービスの違いと設計の難しさが混ざります。両方で同じ簡単な配信を作った後に、必要な条件を一つずつ足す方法なら、どこで運用負担が増えるか把握できます。

料金は必要機能と連絡先数をそろえて見る

最安プラン同士の価格差より、同じ仕事を行うプランの見積もりを優先します。GetResponseのShopify App Store掲載はStarterが月$19、Marketerが月$59からです。Omnisendの有料プランはStandardが月$16、Proが月$59からで、連絡先数によって変わります。GetResponse公式アプリ掲載Omnisendのプラン説明

比較するときは、通貨、月払いか前払いか、通常価格か初回割引かをそろえます。特に年払いの月額換算を月払い料金と並べると、実際の支払額が見えにくくなります。まず継続時に必要な予算を確かめ、その後に支払い周期を選びましょう。

見積もり用のメモには、現在の連絡先数、近いうちに増やす予定のリスト、月のニュースレター回数、動かす自動配信を記入します。「安い方を選ぶ」から「この仕事をこの予算で続ける」に変えると、不要な上位プランも、足りない下位プランも避けやすくなります。

GetResponse — 料金
プラン月額(USD)
StarterFrom USD 19/month
MarketerFrom USD 59/month
CreatorFrom USD 69/month

料金の出典 · 2026-09-21

SMSと講座販売は別の比較項目にする

SMSや講座販売を使う予定なら、メールの比較から切り離して確認します。GetResponseのCreatorは講座・ウェビナー・有料ニュースレターなどを含むプランで、SMSはEnterpriseの掲載機能です。メールの入口価格にこれらが全部含まれるわけではありません。GetResponseの機能別プラン

Omnisendでは2026年5月4日以降に有料契約する場合、SMSはProの追加契約として提供され、FreeとStandardでは利用できません。以前からの契約とは条件が異なるため、新規導入の検討では現在の新規契約条件を使ってください。OmnisendのSMS条件

今月はメールしか送らないなら、SMSがあることだけで上位プランを選ぶ必要はありません。講座販売も同様です。商品と合わせて使い方の有料講座を販売する具体的な予定がある場合に、GetResponseのCreatorを検討します。将来できることを、今すぐ支払うべき費用に置き換えないのがポイントです。

乗り換え前に確認する運用とよくある質問

乗り換えでは、メール本文だけでなく送信対象と停止条件を引き継げるか確認します。現在のフォーム、配信中の挨拶メール、解除済みの連絡先、送信者の設定を書き出してください。両サービスで同じ挨拶を同時に動かすと、読者への重複送信につながります。

GetResponseには公式のShopify接続手順があります。接続後は自店のリストや必要な項目を確かめます。アプリを入れたことだけで、意図した読者へ送れると判断せず、登録から受信までを自分のテスト用アドレスでたどりましょう。GetResponseのShopify連携

どちらの方が売れますか? 自店では、同じ目的のメールで商品ページへの移動や購入までを確認します。契約するツールの名前だけで決めず、紹介する商品、配信対象、文章も一緒に見直すのが実務的です。

無料プランがある方を選べばよいですか? 予算を抑える入口としては役立ちますが、続けたい配信の通数と必要機能が収まるかも見ます。小さく試す条件と、継続して使う条件を分けて判断してください。

既にOmnisendを使っている場合は? 現在困っている作業を一つ決めて比較します。登録ページの作成や配信の編集など、解消したい問題がはっきりしていれば、乗り換えに伴う作業も含めて検討できます。

次の一歩:同じウェルカムメールで比較する

GetResponseを検討するなら、14日間の無料体験でウェルカムメールを1本完成させましょう。商品の選び方を案内する文章とリンクを用意し、登録フォームから受信まで確認します。その作業を普段の担当者が続けられるかが、選ぶための具体的な材料になります。

文章を作る段階から進めたい場合はGetResponseのウェルカムメール設定へ、予算を先に整理したい場合はGetResponseの料金とプランへ進んでください。比較の終点は、使いたい機能の一覧ではなく、自店で動かせる配信ができた状態です。