ネットショップでAIチャットが買い物を手伝うイメージ
AIで制作した説明用イメージです。実際のアプリ画面ではありません。

お店の質問にAIが答えるって、どういうこと?

「送料はいくらですか?」「どの商品が自分に合いますか?」

お客さんから届くこうした質問を、画面上のメッセージで受け付け、AIが返事するのがAIチャットです。難しい仕組みを全部覚えるより、まずはいつもの返信を、どこまで手伝ってもらいたいかを考えてみましょう。

Shopifyの英語の入門記事でも、AIチャットの説明から始め、目的や費用、スタッフへの引き継ぎを順に考えています。この記事では、日本語でお店を運営する方に向けて、最初に比べたい4つのサービスを紹介します。ShopifyのAIチャット入門

掲載するのはZipchat、Gorgias、Tidio、Shopify Inboxです。2026年9月6日に公式情報を確認しました。実際に使い比べたランキングや日本語精度の順位ではありません。以下の質問やお店の場面は、選び方を考えるための例です。

まずは「どの仕事を手伝ってほしい?」を選ぼう

4つを見比べる前に、困っている場面を1つ選んでみてください。

  • 商品の違いやサイズについて、同じ説明を何度もしている。
  • 配送や返品の質問に、すぐに答えられないことがある。
  • スタッフ同士で、誰が返信するか分かりにくい。
  • 今あるShopifyの機能で、どこまで接客できるか知りたい。

この中で気になるものがあれば、次の表から読む順番を決められます。すべてのサービスを最初から契約する必要はありません。

お店の仕事から考える4つの候補
サービスひとことで言うと最初に試したいこと
Zipchat商品相談や問い合わせにAIが答えるお客さんの希望に合う案内ができるか
Gorgias問い合わせをまとめて、スタッフとAIで対応する担当が変わっても会話を続けられるか
Tidio + Lyro人・AI・決まった案内を組み合わせる質問に合う方法で案内できるか
Shopify Inboxお店に来た人とチャットする自分のお店で使えるAI機能で足りるか

役割は各サービスの公式資料に基づきます。試したいことは編集部の提案です。表の順番はおすすめ順位ではなく、各サービスの機能がこの1つだけという意味でもありません。

4つのサービスを、もう少し詳しく

Zipchat:商品選びの相談から考えたい

Zipchatは、ネットショップでの質問に答えたり、商品選びを手伝ったりするAIサービスです。Shopifyのアプリ紹介

「通勤に使えて、パソコンも入るバッグは?」というように、希望をいくつか伝える相談を試すと、接客のイメージがつかめます。正しく案内するには、お店の商品説明を整えておくことも大切です。

何ができるかを初めから知りたい方には、Zipchatとは?がおすすめです。

Zipchatの公式サイトを見る

Gorgias:チームの問い合わせ管理も整理したい

Gorgiasは、問い合わせをまとめて扱うヘルプデスクとAI機能を提供しています。ヘルプデスクは、届いた相談や担当者、対応の進み具合を確認する場所です。公式ヘルプデスク紹介

AI Agentには、購入前の相談と購入後のサポートの両方の役割があります。公式AI Agentガイド

「昨日の相談を別のスタッフが引き継ぐ」という場面も含めて確かめたい場合は、候補に入れてみましょう。Zipchatとの比較では、料金の数え方も説明しています。

スタッフが使う画面を見たい方は、デモで担当の割り当てや会話の引き継ぎを確認してみてください。

Gorgiasが自分のお店に合うか確認しようGorgiasのデモを申し込む

Tidio:決まった案内とAIの会話を分けたい

Tidioには、人が返信するチャット、LyroというAI、決まった順番で案内するFlowsなどがあります。公式FAQShopify向け紹介

たとえば、受付で必要な項目は順番に聞き、自由な質問はAIやスタッフが対応する、といった分け方を考えたいときの候補です。どの機能を使うかによって必要な利用枠も変わるので、機能名だけでなく、実際の使い方から見てみましょう。

LyroとFlowsの違いは、ZipchatとTidioの比較にまとめています。

TidioAIの返事と、人の対応を一緒に考えよう使いたい機能・料金・利用条件を、申込み前に確認してみてください。Tidioの公式サイトを見る

Shopify Inbox:まずお店のチャットを始めたい

Shopify Inboxは、スタッフがお客さんとチャットするアプリです。任意で有効にするInbox agentというAI機能もあります。Shopify公式ヘルプ

すでにShopifyを使っているなら、まず自分のお店で何ができるかを確認する方法があります。agentには新しいお客様アカウントなどの条件があるので、実際の管理画面を見てみましょう。公式の利用条件

Shopify Inboxとの比較では、Zipchatを追加する意味があるかを考えます。

Shopify Inboxが自分のお店に合うか確認しようShopify Inboxの公式サイトを見る

「日本語対応」は、3か所に分けて見よう

日本語に対応していると書かれていても、すべての画面や窓口が日本語とは限りません。次の3つを別々に確かめてください。

  1. お客さんが読む返事。 自然な言葉か、商品のサイズや返品条件が正しいかを見ます。
  2. スタッフが使う設定画面。 会話を探したり、説明を直したりできるかを試します。
  3. 困ったときの相談先。 サービス会社に何語で、どの方法で連絡できるかを確認します。

この記事では、全サービスの日本語設定画面や日本語サポートを確認できていないため、まとめて「日本語対応済み」とは評価していません。

海外向けにも販売しているなら、日本語と英語で配送ルールが混ざらないかも試しましょう。たとえば、海外向けの送料を日本のお客さんに案内していないかを見るためです。

試す前に、お店としての答えを用意しよう

AIの答えを比べるには、まずお店の正しい案内が必要です。商品、在庫切れ、送料、返品、スタッフへの連絡方法を集めてみましょう。スタッフによって答えが違うものは、先に方針を揃えます。

「通常は3日で発送」と「繁忙期は遅れる」が別々のページにあるなら、どんなときに時間がかかるのかを分かるようにしておきます。あいまいな説明を残したままでは、どのサービスも比べにくくなります。

最初は配送など1つの分野から試しても大丈夫です。その答えを確認できる人を決め、注文変更や返金などの操作を任せる場合は、別に権限と手順を確認しましょう。

難しい採点表より、質問とメモから始めよう

各サービスに同じ質問をして、「よかった」「説明を直してもう一度試す」「このままでは使えない」と理由をメモします。次の内容を見てみてください。これは編集部の提案で、各サービスの試験結果ではありません。

  • 答えは正しい? お店の商品説明やルールと合っているか。
  • 必要なことを聞けた? 配送先や商品など、条件が足りないときに確認できたか。
  • 分からないことを約束していない? 到着日や返金を根拠なく言い切っていないか。
  • スタッフにつながる? 人の判断が必要な相談を、次の担当者が確認できるか。
  • 間違いを直せる? 情報や設定を修正して、答えの改善を確認できるか。
  • どのくらい時間がかかった? 回答の確認と、人が引き継いだ対応の時間もメモします。

答えやすい質問に加えて、「開封したけれど返品したい」のような例外も混ぜましょう。少ない質問でうまくいっても、お店のすべての相談に使えるとまでは判断できません。

最後に、月の費用と続ける手間を比べよう

サービスごとに、料金で数えるものが異なります。AIが送った「返信」、お客さんとの「会話」、対応を終えた「解決」は、同じ単位とは限りません。自分のお店の問い合わせ量を伝え、必要な機能込みで見積もるのが分かりやすい方法です。

月額だけでなく、使いすぎた場合の追加分、最初の設定、情報更新、スタッフの対応時間も含めて考えてみてください。Zipchatの予算は料金ガイドで確認できます。他の候補も含めた総額はこの記事では確定していないため、申し込み時の条件を保存しておきましょう。

公開した後も、誰が会話を読み、問題があればどう止めるかを決めます。気になる1つから、よく届く質問で試す。そこから始めると、自分のお店に合うかを少しずつ判断できます。

問い合わせ管理も一緒に整えたい方は、Gorgiasのデモで、お店の相談例と月の問い合わせ量を伝えてみましょう。AIの答えだけでなく、スタッフの作業と見積もりも確認できます。

Gorgiasのデモを申し込む

Zipchatの公式サイトを見る

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